こんにちは、梅原けいです。
突然ですが、自分のレシピ本を出版するって考えたこと、ありますでしょうか?
私は料理の活動をスタートした当初からずっと、「自分のレシピを出したい!」と思っていました。
本を出して著者になるって、世間的にも信頼度が増すし、
自分の作品をたくさんの人に見てもらえたらいいな、と思っていたからです。
実際、なんとか念願叶って、共著ではありましたがレシピ本を出すことができ、本当に状況が変わりました。
「著書」という実績ができてからというもの、周りの人からの見え方が変わったのか、
SNSのフォロワーが一気に増えたり、お仕事の幅も広がりました。
そういった経緯もあって、
「本を出す」って実績としてもかなり効果が高いものだなと実感しました。
ただ、レシピ本は大手の出版社から商業出版したい!と思っても
なかなかできるものでは無いのが現状です。
そうなると自費出版?となりますが、
紙で印刷して商業出版にする場合、レシピ本の場合は普通の活字と違って、写真の点数も多く高額ですし、
一度印刷したら修正もできないので、初心者が個人で手を出すのは結構ハードルが高いです。
そこで、最近、私がオススメしているのが「電子書籍のレシピ本出版」です!
今回は、電子書籍のレシピ本に焦点を当て、メリットデメリットなど解説させていただきたいと思います。
■そもそも電子書籍って?
インターネットからダウンロードして読める本で、パソコンやスマホ、タブレットなどから読むことが可能です。
電子書籍を販売するサイトは「電子書籍ストア」と呼ばれ、色々な種類がありますが、中でも有名なのがAmazonの運営する「キンドルストア」です!
紙の本と違って置き場にも困らず、インターネットさえあれば、世界中どこからでも本を購入できるので、最近はかなり普及してきています。
私も海外に住んでいたこともあって、ネットで購入できる電子書籍はかなり重宝していました。
■電子書籍でレシピ本を出版するメリット
1、実績が無くても、自分のレシピ本を気軽に出版することができる
レシピ本出版までに至るパターンとして、
大手出版社などの制作側から声がかかる場合や、企画書を書いて売り込みに行って採用されるパターンがありますが、
上記のパターンはSNSでフォロワーが大勢いるなど、「ファンがたくさんいる」という状況でないと難しいのが現状です。
当然ですが、制作側は赤字を出すわけにはいかないので、「この本なら売れる!」という確実な見込みが無いと、なかなか動いてくれません。
そうなると自費出版?となりますが、
紙のレシピ本の場合、全面カラーでの印刷代やプロデュース料も含め相当費用もかかり、一度印刷したら修正もできないので、
初心者が個人で手を出すのはかなりハードルが高いと思います。
一方で、電子書籍レシピ本の場合は、レシピの点数も少なくてOKで、
一度出版して後から修正することも可能です。
印刷代がかからない分、費用も抑えられ、リスクも最小限になるため、
個人が初めて出版にチャレンジするにはかなりオススメです!
2、「著書」ができることで圧倒的に信頼度が上がり、仕事に繋がりやすくなる
電子書籍とはいえ、自分の本が出版できれば「著書」という大きな実績が手に入ります。
著書があるというと、かなり信頼度が上がるようで、実際に私もSNSのフォロワーが一気に増えたり、お仕事の幅も広がったりしました。
3、本が1冊売れるたびに収益(印税)が入る
著作物なので、一回作ってしまえば、それはずっと自分のものになります。
ウェブ上でダウンロードされるたびに、印税収入が入るので、ネット上に自分の資産を作ることが可能です。
4、自分のレシピを世界中の人に見てもらえる機会ができる
Amazonのキンドルストアには毎日かなりのアクセスがあります。
また、世界中のどこからでも本が購入できるので、ファンが増えるきっかけにもなると思います。
5、読み終わった本が捨てられたり、中古品として出回ることがない
紙の書籍と違って経年劣化がなく、本の置き場に困ることがないため、捨てられたり中古品として出回ることがありません。
生涯「自分の作品」としてネット状に残り続けるのもメリットだと思います。
6、1冊のレシピ本を制作することで格段にスキルアップする
1冊の作品を作るのは、レシピを作ったり写真を撮ったりと、そこそこ労力が要りますが、
作品を作り終えた後は、確実にスキルアップします!
■電子書籍でレシピ本を出版するデメリット
1、パソコンを持っていないと出版できない
スマホやタブレットでも、正直できなくは無いですが、データを作ったりするのが面倒なので、パソコンの方が断然効率が良いです。
2、紙の本で読みたい派の人には読んでもらえない
世の中には一定数、紙の本で読みたい派の方がいるので、そういった方には読んでもらえない可能性があります。
ただし、本は電子書籍派の人もかなり多くいるので(私も電子書籍派です)、そこまで気にしなくていいのかなとも思います。
3、自費出版となるため費用がかかる
電子書籍のレシピ本出版は、自費出版になります。
ただ、紙の書籍出版に比べれば費用はかなり抑えられます。
■自分にはレシピ本はまだ早いと思っている方へ。新メルマガ開設しました!
まだ食の活動を本格的にしていない、レシピを書くことや写真にも慣れてない、
ファンも少ない、まだレシピ本を出す自信が無い、と思っていないでしょうか。
実際、私も初めて本を出すことになった時、
実はレシピを書くのにもほとんど慣れていなくて、こんな未熟な状態では無理だって思ってました。
確かに、自分の作品が世の中に出回るのは嬉しい反面、とても勇気がいることだと思います。
ましてや、まだ未熟な自分なのに、いきなり大きなことに挑戦していいのかなって。
ただ、今だから言えることは一歩を踏み出したことで本当に良かったということです。
というのも、活躍するために小さな実績をたくさん積み上げていくのは、時間と労力がかかりますし、
モチベーションを維持するのが非常に難しいです。
大きな実績を先に作って、下積み時代の時間を減らせたからこそ、やって来れたのかなと思います。
また、今回ご紹介している電子書籍のレシピ本出版は、一般にまだあまり広まっていませんが、
自分の本を出したい人は世の中にたくさんいるので、これから徐々に広まっていくと思います。
どの分野でも言えることですが、活躍している人というのは、
その他大勢の人と同じタイミングで行動するのではなく、人よりも一歩先に、新しいことに挑戦しています。
特に、レシピ本出版の中でも「電子書籍」は、経験ゼロの初心者でも作れるものなので、実績づくりとしてはかなり有効です。
「電子書籍のレシピ本出版」にご興味がある方は下記ご覧いただけたらと思います。